いつまでも幼稚園児

書く練習、書くリハビリ

黄金週間。

 

2015年。黄金週間。最近も未来への不安と葛藤で眠れない。ドラマになりそうもない平凡な人生だが、自分の中ではジェットコースター並みの展開だ。

 

今日は5月2日。ゴールデンウィーク4連休の初日。29日から休んでいればもう連休も後半だが、28日も30日も31日もなんだかんだ稼働していたので(S社の仕事、そんなに負担は大きくないけど、毎回の会議がいかんせん長い。リーダーである退職間近のY田さんは人格者でアツい人で、広告の仕事に命をかけているし楽しんでいる。健康を害してまで。というわけで、休日出勤や企画をさせようさせようとする。嫌だとは言わせない雰囲気をつくる。私も前みたいに広告の仕事に情熱がある時はYさんのことをそれなりに尊敬しただろうけど、今は無理だなあ。女性リーダーのKさんもいい人だし若いしこちらを問題児だと思いつつもやさしくコピーの成長を見守ってくれるフシがあるのだが、仕事もいくつかもらったしとても感謝しているが、小さい子を放り出して仕事ばかり、という姿勢には賛成できない。そして、コピーや企画が…、面白くない。Kさんはとても真面目で、納品第一の丁寧な仕事ぶりに局内ではとても重宝されている。これから、局内で生きるには、Kさんのようにならなきゃダメなんだろうな。でも、Kさんのようにはなれないし、なりたくない、と思ってしまう。やっぱり根本的に広告が好きじゃない。かっこ部分が長過ぎたな。)とにかく、今日から休みって感じ!

 

今日は、三鷹公会堂の「立川志の輔独演会」に当日券で行ってきた。抽選前売りは完売(外れた)。前々から母に誘われていて、当日券はかなり前から並ばないとキツいだろうなー、と思い、14時開演13時発売開始のところ、11時くらいから行って、本でも読みながら並んで待っていようか、と話していたのだけれど、今日10時頃起きたら前日のムーミン切手イベントで疲れた母が「やっぱ、やめた」というので、前日の用事3件(といっても、ムーミ切手イベントと映画と飲みw)で疲れ気味の私もやめようかなちょっと寝て起きられたら行こうかな、と思い、二度寝。次に目を覚ましたのが、12時半で、「うーわーもう無理だよな」とか思いつつ、一度決めたことはアスペルガー特有の執着度でなかなかあきらめきれないので、急いで着替えて行ってみる。芸文センターにまず行ったら違うっていう(笑)。気を取り直して公会堂に行くと、ちょうど、券を売り出したとこ。時計は13時5分。お。twitterで「完売なので当日券は売り出しますがご来場いただいてもご入場できない可能性もあります。ご容赦ください。」としつこく注意があったからか、意外に並んでいる人は少なくて(10人くらい)、買えた。隣のシャトレーゼでプリンアラモード(290円)買って、待つ。補助席は15席くらい。パルコの公演はなかなか買えないから、各市町村主催のやつはけっこう狙い目かも。安いし。「質屋暦」「高瀬舟」「抜き雀」の3つ。例の三鷹市職員の開演前アナウンス(ビニールのカサカサやお友達とのご談笑、ケータイの光はご遠慮ください。)が十分前座になりえるとのことで(カサカサのところで毎回笑いが起こる)、弟子登場せず、志の輔がいきなり登場。前座はだいたいつまんないから得した気分。北陸新幹線の一番列車に乗った話(前日富山にいたのにわざわざ始発に乗るために東京にトンボ帰りw)や三鷹市職員・森本さんネタ(リニューアルへの尽力、そのうち開演前にドローン注意あるかも…)やポール・マッカートニーのライブ(本当に世の中にはすごい人がいるものだけど、志の輔は関係者から最高の席を取ってもらえるけど頼むから絶対に立ってはいけない席を用意してください腰がやばいからw)や、安部首相ネタ(いまアメリカで演説ですが私はどれくらいスタンディング・オベーションもらえるかな)とか時事ネタがいっぱい。鴎外の高瀬舟は読んだことがない短編で、聴きながら最初はなんだろうこれ?と思ったけど、とても心に染み入る人情噺で、且つ、世の中で正しいとされることとそうでないこととについて考えさせられるものだった。こういうのも落語に仕立て上げられられるのね。熟練の職人技だ。質屋暦に頻出した「因業」という聞き慣れない言葉も覚えた。耳では聞き慣れないけれど、今の世だからこそ、考えさせられる言葉でもある。明治政府が断行した太陰暦太陽暦の切り替えの噺は勉強になったな(明治5年12月3日を明治6年1月1日にした)。でも制度上は変わっても日本人の身体に刻まれた生活のリズムは変わらなかった。カレンダーでキリスト教の暦の下に仏滅とか大安とかがあるのはそういうわけだ。志の輔はほんと演じ分けがうまいなあ〜。特におばさん役が好きw 帰って、遅い昼ご飯。サラダ(アスパラ、きゅうり、キャベツ、トマト)、カップ麺(赤いきつね)、ブルーベリーコーヒー。両親と夕飯を共にする。フレンチトースト、フランクとハム(マイスタームラカミ)、トマト、キャベツ、コーンスープ、コーヒー。

 

さかのぼる。5月1日。ムーミン切手発売イベント。トークショーに来たミムラ(女優)は美人でよくしゃべる。案外本物のムーミンオタクで、年に1回ムーミンの小説をすべて読み返すそうだ。ムーミングッズは決して自分では買わないが(たくさんもらうから。最近もらったのは、ご先祖様のLサイズセキグチ製ぬいぐるみw)、人にあげるものはたくさん買うとか。ハガキを数人に出す。(I内さん、仙台のU田、淵野辺のH田、藤沢のK坂、T田S明ちゃん、国分寺のM本、渋谷のS津、旗の台のY田、福島のI嵐。)日比谷TOHOシネマズシャンテで「バードマン」16:20を見る。つまんねーーー!8割つまらなかった。なんでアカデミー賞なの?終わって、吉祥寺でキネカのイベントで知り合った人と沖縄料理。勤めている教育系の企業の話(片親の子は採用しない)とかビュッフェに女ひとりで行くコツ(英字新聞持って怪しい外国人のフリw)とか興味深かった。ICU出身だそうで、やはり、基本的に学力がある人のほうが話していて面白いなあと思う。ゆるゆるつながれれば。

 

4月30日。会社で打ち合わせ後、早稲田松竹で「チャイナ・タウン」。さすが、フィルムのワールの名作だといわれるだけあって、非常によくできている。哀しくて、乾いた映画。終わった後、ハードボイルドな気分で、バーにでも行くかと思ったけれど、結局いつものベルクに。ノンアル+ジャーマンセット(笑)。あー、かなり好きな映画だったな。オールタイムベスト10に入れようか検討していいかも。シド・フィールドの脚本術の大きな部分に載ってたから、シナリオがかなり優れている。いや、実際、優れていた。勉強しよう。ってかもう1回観たいな。フェイ・ダナウェイファム・ファタールぶりも白眉だが、それよりもジャック・ニコルソンの色気にノックアウトされた…!当時のパンフには「共演した女優と必ず、ベッドインする、と公言している。今は、娘役の〇〇と同棲中。」(笑)えー…!(笑)

 

4月29日は、家でゆっくり。コピー書いていた。

4月28日は、出社して打ち合わせに出た。ランパスでミルキーカスタードパンケーキ。家からC書房の封書が着いたとメールが来てそわそわそわそわ。どうにか、きもちをなだめて、ミッフィー展本展。帰って、カレーとカツ。C書房、通過通知。もう、覚悟決めよ。