いつまでも幼稚園児

書く練習、書くリハビリ

いやなきもち


しばらく疎遠になっていた友人に久しぶりに会った。

とにかくいやなきもちだ。
スッキリというよりかなしい。

一方的に文句言われた感がある。
もっと、人のこと考えたほうがいいよ、
と言われたけど、
あなたが言うな、
と思ってしまう。
人の弱さを受け入れない人なんだと思う。
しばらく距離をおこう。
連絡がなければ絶対連絡しない。

いやなきもちを感じた時にそれをすぐ言えない人もいるんだということをわかってほしい。
自分と価値観が違う人がいることがおかしいかのような物言いをする。
正論を言ってるようで、結局心の狭さを打ち出した感じがする。

一般論打ち出して、私のことばを封じ込めようとする。まるで自分の考えかたが一般論のように言い、それと違う私の考えかたが異常なように言う。私という個のありようを認めてくれない人なのだ、とはっきり知った。

話が通じない感覚がすごくある。

言うだけ言って、こっちのことを聞いてくれない。

こっちが謝っているのに、どんどん責めてくるのには辟易した。こちらが悪100%っておかしいだろう。こちらが真剣に思ったことを言い訳よばわりして一蹴しようとした。
すごくなげやりに「転職なんてしてもしなくてもいいんだし」
こちらはあくまでも真剣なのに!!!

口では、何でも言いあおうとか言ってるくせにかなり言いにくい雰囲気出してる。話題の許容範囲狭いから、何か話題を出すとすぐ不機嫌そうになることが多い。そして、自分と違う価値観を認めない。だから話しにくかったんだなあ、と思った。

言いあおうと言ってるくせに、私が何か言おうとすると、すぎた出来事だとか言い訳だと言い切り、相手には意見言わせないようにする。矛盾してる。

弱みを認めてくれない。
ひとにきびしく自分にやさしい人の典型だと思う。

そもそもなんでメールとかLINEとかの長い文面になったか?途中で意見を挟まれないからである。つまり彼女には対面した時にいろいろ話しにくいから、それにしたのだ。
なのに、どうしてそうなったのか聞いてくれず、言い訳だと一辺倒。

分かり合えてなくてショックだった、ということばを使っていたが、彼女はそもそも他者を理解しようとしていない。単に自分の意見を盲信し、他者の意見は自分に都合のいいものしか受け入れない。基本的には、他者の意見を受け入れないのだろう、と思った。

分かり合う、とは、意見を同じにすることではなく、違う意見を認め合うことだと思う。

彼女は理解できない人とカテゴライズすると、その存在を理解しようとするのを放棄するらしい。

こちらが血も涙も感情もないロボットだったらよかった。でも人間だ。
黙って責められ続けたが、彼女の言う通りだとは思わないし、かなり傷ついた。
彼女は自分のプライドを守るために、私を攻め続けた。途中から、完全に目的が変わってしまっていると思った。私を言い負かすことが目的になっていた。これはもういじめだなと思った。彼女は、自由だとか、自分の意見をしっかり持つだとか、いうことの意味を履き違えている。
善かれと思って、私を戒めようとしていろいろ言ったらしいが、本人だけが持つ善意って恐ろしいなと思った。

私は、今後、付き合っていくのは難しいかもしれない、とまで考えてしまった。
今回、彼女の性格が浮き彫りになってよかったかもしれない。

分かり合えない、とは、自分に都合のいい他人の言動しか許容しない、ということを示している。

それがわかって、プツン。なんかそんな感じ。

とにかく、断絶。
断絶を感じる。
自分と人との間に。

小説しかない。やっぱり。

今後、付き合うとしても、絶対悩みは打ち明けない。薄い付き合いになってしまうだろう。ぶつかっても堂々巡りになってしまうから、その堂々巡りがめんどうくさいのだ。

1万2500円でいやなきもちを買ったのかと思うと高すぎる。
高すぎる授業料だ。

所詮、他人とは分かり合えない。(それを理解することが、分かり合うことだと思っていたけど)

その人に限らないが、しばらく人付き合いをあきらめようと考えるには十分な出来事だった。

あらゆる人との断絶を感じる。

友達にこだわるのはやめよう。大事にしてくれる人を大事にしよう。

付き合いを続けたいから誘ってくれたみたいだけど、しばらく私は無理だ。

これからも仲良くしたいということを強調してきたが、こちらもロボットじゃない、感情がある。仲良くしたい、ということよりも、自分のプライドを守ることを優先したのだろうと思ってしまう。

お気に入りのハンカチもなくした。

ああ、散々な日曜日。