いつまでも幼稚園児

書く練習、書くリハビリ

2014年を振り返る

 

2015になりました。これほど、意識が低い(あらゆる意欲が減退している)のも珍しい年明けです。(去年の年明けは失恋も裏切りもまだ経験していなくて意外に将来への希望があった気がするからね。仕事はともかく、やりたいことっていうのがはっきりしていた。)

 

10月に別れたと思っていた人は、頻繁に連絡してきて、別れたのかそうでないのか、正直よくわからない状態です。ひとつわかったのは、別れを告げてきた大きな原因が私の悪さではなくその人の人事異動にあったこと。(会社の先輩なんです。)しかし、あらゆる人間関係に疲れており、人と向き合うことは非常にカロリーを食うので、関係を継続したいのかどうか、私たちは恋人同志なのかどうか、はっきり確認すらしたくない。もはやそういうこともどうでもよくなっております。生きることに、疲れているのです。半年以上、慢性的な寝不足のせいだろうか。(毎日、2時より前に眠れたためしがない。)

 

本当にあらゆる意欲が減退していて、知識欲、表現欲も、底をついているのだ。専業主婦になって仕事やめられる時代だったらよかったのに、とすら思う始末。もう、漠然とした「幸せ」だけをのぞんでいる、ただの平凡な女である。かつて、あれほど馬鹿にしていた人間に成り下がっている。いや、下ではないね。幸せというものの尺度は人によって異なるが、自分の中でもそれが前とは変化しただけだ。まわりの同世代に結婚する人や結婚予定の同性者が増えたからかもしれない。私は、特別な人間になりたいわけじゃなかったらしい。普通の幸せが欲しいだけなのだ。普通になりたくて(人に存在をゆるしてほしくて)、目立つことをやってきた(特殊につっぱしる)だけなのだ。でも、その普通が難しい。

 

後世の、自分へのために、ちょっと2014を振り返ってみる。

 

1月。

 

2月。はじめての地方出張。仙台わくわく。撮影後、高校女バス同期Uの家に泊めてもらう。きっとみんなには簡単なものでも、私には難しいものだったが、なんとかがんばった。バタバタが終わった後、香港旅行する。中華圏がより好きになる。旅行から帰ってきて、会社の中で最も信頼していたTJに裏切られる。意思疎通ができてなかったとはいえ、こちらの悪いところもあったとは思うが、あちらの欠点には目をつぶってきた。なのに、一方的に仕事のスタイル、しいてはこちらの性格についてまでボロクソに言われる。こちらが書いたコピー、企画も、自分が考えたものであるかのように、主張してきた。陰で私が会社の人にどう思われているかも一方的に聞かされる。これでDでがんばっていく気が失せたし、人のことが信じられなくなった。しかも、その時に感じたものの大部分が怒りというよりは哀しみで、恋愛感情に疎い自分ははじめて、そいつに恋をしていたことに気づいたのだった。仕事仲間との決裂であり、失恋でもあった。正直、今も本質的には立ち直れないでいる。

まあ信頼はしていたが、本当に、告白とかしていなくてよかったと思う。そいつは浮気が原因で離婚しているが、何かと言い訳していた。それ以外のことも、いろいろ疑問に思うことはあったが(私の直感はけっこう正しい)、恋は盲目ということで、そいつの悪い部分に目をつぶってきていたのだ。やっぱり、ものすごく利己的なやつだった。そいつに恋をしていた時間が無駄で、本当にくやしい。気にしたくなくても、気にしてしまう。それくらい、そいつが私の心を占める面積は大きかったということになる。そう、そいつが離婚したと聞いた時、「うれしい(私にもチャンスが)」と思ってしまったほどなのだ。奥手すぎて、というか、ニブくて自分のそいつに対する好意にも気づかなかったので、行動に出ることはなかったが。しばらく、恋とかできない、と思った。

 

3月。自分を裏切ったやつが●ング●ンヌの代表に選ばれて最悪な気分。性格が悪く思われたくない、という意識が働き「おめでとう」と言ったが、そんなこと、一ミリも思っていなかった。本当に死にたくなるし、会社をやめたい、と本気で思い始めた。転職サイトに登録する。IYに焼き肉に誘ってもらったが、何の感情も抱かなかった。IYもこちらには1ミリのときめきも感じてない様子。1年前に渡した手紙はなんだったのだろう。クリスマスもバレンタインもあげたけど、スルー。とりあえず、友人以上の存在にはなれていないようである。高校の同級生、YSと久しぶりに会う。関係修復するため、と思っていたけど、相手はそんなことすら覚えていない。お互い、大人になったな、と感じた。意外にいい友人になれそう。

 

4月。同期のKが会社をやめるという。けっこうショックを受けた。静岡出張。まあまあ楽しかった。会社生活全般に対してやる気ゼロなことを自覚する。これでは、給料の奴隷になってしまう。自分があらゆる人間と打ち解けられない障がい者なのではないかと思い悩む。アスペルガー病棟に予約を試みるも、すぐに予約が満杯で無理。あきらめる。

 

5月。爆音映画祭ラストバウスに通い詰める。閉館、とにかくさみしい。爆音を使って、人に話を聞いてもらいたくてゴールデンウィークは人に会いまくる。すべてを打ち明けられない自分も問題なのだが、否定されたり、説教されたりして、逆効果。人との隔たりを感じる。特に親友と思っていたIYに何にも打ち明けられず彼女もこちらに対してもう会いたいという気持ちがないみたいでかなり気分下がる。ショックなのは、自分からはいっさい会いたいと言ってこないくせに、NA(私をfacebookでブロックしている)には会いたいと気軽に誘っていることなのだ。ものすごい落ち込んだ。やる気が最もない中(駅のホームのへりに立ったり、通勤時間中は自殺の可能性につぃて考えていたから、ちょっとこの時は本気で鬱だったかもしれない。)、某アプリの仕事にも身が入らない。元から仲がよくなかったAFとの仲は険悪に。

 

6月。かなり沈んでいたと思う。某クリニックプレゼンや、M社CM軽井沢泊まりロケなど。

 

7月。KSと仲良くなる。やたらアプローチしてきて多少意識するも、人を信頼できない気分だから、恋とかそういうことありえないだろうな、と思う。というか、KSは好みのタイプではなかったので。S協会の仕事をする。

 

8月。フィンランド一人旅。とてもたのしかった。TJとのあれこれを気持ち的に精算できた。旅は効く。帰ってきたら、KSに告白された。意外だった。なんとなく好意は感じたが、KSにとって私は最も苦手そうなタイプに思えたし、私もKSのことが直感的に苦手な感じだったから。ただ、6、7月と話すうちに意外にいい人かも…と感じてきてはいた。一応、そういう関係になる。ただ、「よろしくお願いします」と言ってからは、急にそっけない態度になった気がした。コミュニティデザインの山崎さんの研修。ラスト新橋文化上映に行く。この空の花と野のなななのかの2本立てには興奮。母に見せるも理解してもらえず。

 

9月。KSの家に泊まる。「さおだけ屋〜」の柿内さんの研修など。

 

10月。KSに一方的に別れを告げられる。なのに、小出しに連絡してきて、ずるいと思う。人生ではじめて「失恋」の気持ちをはっきり味わう。トリュフォー特集に通い詰める。状況が状況なだけに、身に染みた。失恋ソングの意味がはじめてわかった。たった1ヶ月だったのにね。完全に気持ちが持って行かれてた。KSに手紙と誕生日プレゼントを渡す。ただ、自分の気持ちを成仏させるつもりであり、もうその時点でKSに対する思いはかなり小さくなっていた。やはり、告白されたから舞い上がっていたけど、そんなに好きじゃなかったのかなあ…。というか、夏は、TJから完全に立ち直れている状態ではなかったので、恋愛できる精神状態ではなかったのかもしれない。

 

11月。KSが人事異動で左遷されていたことを知る。励ましてもらいたくて同期OYと会うも、逆効果。ただ、学びは得る。出会いたい人は行動あるのみ、と。KSからは何のお返しもない。1万5千円以上するマリメッ●のネクタイあげたのに…。まあこちらのことなど、何も思っていないのだろう。仕事をがんばっていた人なので、大きなショックは理解できるが、こちらへの気の遣わなさなどから判断するに、こちらのことを、一度も大事な人間だと思ったことはないのだろう。。

 

12月。M社の仕事で忙しい。「飛ぶ教室」池内さんから送ってもらい、読む。感動。集英社講座、最終回。なんとなく、堂々といられない気分。最初の1年は偽名だったからかな。某読書会の映画感想会にはじめていく。なかなか初回では打ち解けられないなあ〜という感想。そして、来る人がどれもイケてない。でも、自分もそのイケてない人たちのうちのひとりなのだ。YNの家に遊びに行く。KSとは何回か会ったけど、関係は謎。こちらの気持ちは途切れてしまっているが、これを逃したら、もう恋愛とかできないのではないかと思い、ゆるく、つながり続けるのもありかな、とか思ったりする。さよならミラノ座行く。年賀状つくりながら、年越し。