いつまでも幼稚園児

書く練習、書くリハビリ

小説講座(書きたくなる講座)

に行ってるんですよ。4月から。池袋コミュニティカレッジの。もともと講座とかセミナーとか好きで、何者にもなれないくせに教室マニアなんだけど (もう潔く認めるぜこんちくしょう!)、これは本当に楽しくて身になってる気がして、行ってよかったなあ、という感じ。全5回でそんなに高くないし。検索されるのが嫌で書かないけど、何よりタイトルが素敵で申し込んだのね。そうしたらあまり期待してなかったけれど(すみません)、めっちゃ楽しいの。それに、先生が素晴らしいのよ。人格もだし、教える内容も。押さえつけたり声高でなく、自分にはすごく実践的な内容だなあ。まわりの受講生も基礎力が高いから進んでいけるんだと思うけれど。後期も行くつもりです。

 

いろいろ、実践的な細かいテクニックを教わっているものの、大きく教わっているのは、大きな考え方とか小説に向かう姿勢とか。講座後のお茶のほうが講座の本番って感じもする。

とにかく、全4回終えて学んだのは、

(1)完成させることが大事(どんなに短くても)

(2)決めつけない、あらゆることに縛られない、何を書いてもいい

(3)自分の快感のために書く

うほー、って感じであります。なんか、目からウロコ。なんか、「小説を書く」というのは、もっと身構えて、「起承転結」のはっきりした雄大で長大な「物語」を書かねばならない、と思い込んでいたのね。だから、なんか救われた感じがする。(柴田さんのおかげによる翻訳アレルギー解除からはじまって純文学系のものも読むようになってだんだんとその良さも読み取れるようになったのだけど)書いてあるものは、ものすごく、ささいなものでもいいわけだよね。プロットがなくて、描写だけでもいい。そこに光るものがあれば。先生は、誰でも、個性を持っているし、みんなくらいの力があれば、何回か練習してチャレンジすれば賞を取って作家になれると言った。みんななれるよ、とも。(実際、デビューできても、その後続けられるかが重要なんだけどね。)励みになるし、いっちょやってやろうという気がすっごくすっごくわいてきたわけさ!

前期の講座はあと1回、それまでに、作品をいっこ完成させなきゃならない。しめきりまで1週間であわわわーなんだけど、気楽にがんばるぞー。なんていうかね、講座の時間内に瞬発力をフル稼働してつくった短編の習作がいくつかあるんだけど(超短編ってやつだね)、それがそんなに悪くない気がして(文章はきれいじゃないけど)、なんていうか、自分の自信になった。とてもささいな自信だけど、書くことがものすごく楽しくなった。こういうのが大事だよね。うん、本当にこの講座を受講してよかった!やるぞー!