いつまでも幼稚園児

書く練習、書くリハビリ

なんていうか

人間関係が続かない人間だなあ、と自分のことを思う。
ちょっと仲良くなると、油断して自分のことをさらけだしすぎてしまって、その実たいていさらけだすのを快く受け止めてくれるほどには仲良くなってなかったから、ドン引きされて、だんだん避けられていって、関係が切れる。
適切な距離のとりかたがわからない。
自分の倫理観では正直であることが至上のいいことだけど、相手の倫理観ではそうでないかもしれないし、受け取る人にとっては時には正直さが暴力になったり、悩みとか愚痴とか他人のその類を聴くのが苦痛だって人もいる。私はそういうの打ち明けられたら、(あんまりたくさんだとうんざりするかもしれないけど)、仲良い人認定してくれたんだ!とうれしくなるけれど、そういうものをいっさい、めんどうくさいからいやだな、と思う人もいるのだろう。昨日、津村記久子の小説を読んだら、たまに会っては、一方が一方的にもう一方に延々と打ち明け話をする、しかしべつに2人が仲良しなわけではない、という関係が出てきた。

べつに確実な約束をしていたわけじゃないからしょうがないけど、直前にイベントに行かないと言ってきた人がいた。直感的に、避けられたんじゃないか、と思う。
人は軽い落胆を繰り返して大人になっていくのかな。